ブログ開設8周年記念―嘘みたいなホントウの話を2題
そして明日は,このブログ開設8周年の記念日です。
齢を重ねるうちに,「別に誕生日なんてメデタクない」と感じているところもあるのですが,冷静に考えればやはり,無事に1年を生き抜いてきたということ,無事にブログが続けられているということはメデタイことであるわけで,人並みに記念エントリーをアップします。
記念エントリーにふさわしいとは言えないかもしれませんが,50万ヒットを記録した6月以降に私が実際に遭遇した嘘みたいなホントウの話を2つ。
まずは昨年6月下旬に遭遇した小学男子の話です。
稽古の帰りでしょうか,柔道着姿の小学男子3人組が自転車で私を追い越していきました。 そして追い越しながら,こんな会話を交わしていました。 A「…ヤダなぁ~、エッチしなくちゃいけないなら、結婚したくないなぁ~」 B「だったら、エッチしなけりゃいいじゃん!」 C「でも、アレをしないと赤ちゃんできないんだよ…」 白い柔道着が大きく見える1年生か2年生ぐらいの小学生たちでした。 自転車で走り去っていったので,会話の続きは聞くことができませんでした。 おませな草食系男子?ということなんでしょうか。つづいて昨年10月下旬に遭遇した女子中学生の話です。
夕方,私が乗っていたJR根岸線に乗り込んで来た女子中学生3人組が,プラットフォームでしていた話の続きでしょうか,空いていた座席に腰を下ろしながら,大きな声でこんなことを口にしました。 「…して来たら、ファッ■ってメールしてやるよ!」 「えっ?ファッ■?」 「ファッ■」 「なにそれ?」 「“死ね”ってことだよ」 どう考えても,こういう状況の中で女の子が口にすべき単語ではないのですが,学校の英語の授業では「f×××」という単語の正しい使い方を教えてはくれないでしょうから,このまましばらく不正確な理解をしたまま生きていくことになるのでしょう。 通りすがりのオジサンとしては,叱責するわけにもいかず,さりとて“訂正”することもできず、なすすべもなく頬を赤らめるのみでした。スマホで手軽に音楽を聞くことができる時代になりましたが,こういう出来事が身辺にしばしば起きるのだとすれば,いつも耳栓をして歩くのはちょっともったいないですね。
皆様のご訪問に感謝致します。
今後とも,よろしくお願い申し上げます。
というわけで最後に,覚書として,このブログの過去の記念エントリーの記録を書いておきます。
◆2005年2月18日 BUNNGAKU@モダン日本開設 「教科書教材『こころ』の起源」
◆2007年1月4日 50,000ヒット達成 「メトロン星人の夕焼け空に捧ぐ」
◆2008年2月8日 100,000ヒット達成 「まだ文学を語っててもいいですか?」
◆2008年11月3日 150,000ヒット達成 「【増補改訂】愛すべき固有名の往還」
◆2009年7月10日 200,000ヒット達成 「どうやらまもなく20万ヒット」
※2010年7月ごろか? 300,000ヒット達成
◆2011年6月30日 400,000ヒット達成 「自己ベスト!?」
◆2012年6月8日 500,000ヒット達成 「近況報告」