BUNGAKU@モダン日本_archives(旧・Yahoo!ブログ)

2005年2月18日〜2019年12月15日まで存在したYahoo!ブログのデータを移行しました。

【謹告】第2回 小林長太郎まつりのお知らせ

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ブログも2度死ぬ

 人間は2度死ぬと言います。


 1度目は通常の意味あいにおける死です。

 意識は消滅し,肉体も滅びます。



 ただし,肉体が滅びた後も,その人間は遺された者の心の内に生き続けています。



 しかし,いずれ思い出してくれる者が誰もいなくなってしまうときがやってきます。

 これが2度目の死です。

 今度こそ人は,永遠の死を迎えます。



 2007年8月15日のエントリーを最後に,忽然と消息を絶ったブロガー小林長太郎さんも,すでに1度目の死を迎えてしまったのかもしれません。



 ブログ「負荷」は,迷惑なコメントが大量に書き込まれたまま放置されています。



 しかし小林長太郎さんは,私たちが想起する限り,「負荷」を訪問して記事を読み続けている限り,生き続けています。

 ブログも2度死ぬわけですが,「負荷」はまだ生きています。

第2回「小林長太郎まつり」開催のお知らせ

 「負荷」開設8周年を記念して,4年前の第1回に続き,2月22日(金)から開設日の24日(日)にかけて,「第2回小林長太郎まつり」を開催します。

 この期間,可能な範囲で「負荷」の記事を読んで頂き,懐かしい記事や初めて読む記事にできるだけ多くのコメントを残して下さい。

 気になる書庫の記事を読むもよし,古い記事から読むもよし,手当たり次第に読むもよし…です。

 難易度が高いのは,まだ誰もコメントを入れていない記事を探して,最初のコメントを入れることです。

 もしもそんな記事を見つけてコメントを入れることができたら,ぜひぜひ教えて下さい。

 ちなみに,訪問する際のオススメの方法は,Yahoo!ID「rrrdx928」と任意の検索語をスペースをはさんで並べ,Yahoo!ブログ検索をしてヒットした「負荷」の記事を訪ねるという方法です。

 たとえば「rrrdx928 インフルエンザ」とか「rrrdx928 芥川賞などという感じです。

 それで,「これは!」という面白い記事を見つけたら,ナイス!をクリックしたり,いいね!を押したり,ツイートしたり,転載したり…とにかくお祭りらしく盛り上げて下さい。

 削除されないまま残されている迷惑コメントが目立たなくなるくらいに,皆さんからのまともなコメントがたくさん投稿され,3日間だけでも負荷へのアクセスが急増することを願っています。

 とにかく,楽しくにぎやかにやりたいです!


                      「小林長太郎まつり会場」(負荷)

 ※この記事,拡散歓迎です。


はじめての訪問する人のために―小林長太郎さんについて

 小林長太郎(こばやし ちょうたろう)さんは,Yahoo!ブログ草創期に活躍した伝説的なブロガーです。

 Yahoo!IDがrrrdx928であることから、9月28日生まれの天秤座である可能性が高いと言われていますが,生年は不詳で本名も不詳です。

 石野岩雄(いしの いわお)名義でもホームページを開設しています。

 ブログを通してとても仲良くしてもらいましたが,いったいどんな人物なのか,いまだによくわかっていません。

 2005/2/24(木)に開設されたYahoo!ブログ「負荷」には、2005/2/25(金) の「このブログについて」から、2007/8/15(水)の「空蝉」という最後のエントリーまで、およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードされています。

 Yahoo!ブログ以外に開設されたホームページ等で,判明しているものは以下の通りです。

 ○石野岩雄非公式ホームページ(旧称:小林長太郎非公式ホームページ
 ○小林長太郎のとけて流れ出す(2005/02/27~2005/06/26/すでに閉鎖)
 ○元社会保険事務所長こそ退職金を返還せよ(旧称:小林長太郎の穴)
 ○Brain in a Blog
 ○文学の終焉(旧称:小林長太郎の何か)(2005年03月13日21時42分14秒~2007年07月03日23時29分18秒)
 ●小林長太郎無残(グリーンクリーンブログ/すでに閉鎖)

 作家しての活動歴もあって,第14回「織田作之助賞」(1997年) を 「夢の乳房」 で受賞しています。小林長太郎 / 夢の乳房(関西文學, 1998 No.000 復刊準備号)(1998, 関西文学会)

 中日新聞北陸本社主催の第13回 日本海文学大賞 第一次選考会結果(2002年)に「小林長太郎(同板橋区)」とあることから,ブロガーとして活躍していた2005年以降も東京に居を構えていた可能性が高いと思われます。

 掌編小説の代表作に「喪われた町」があります。

「小林長太郎」に関する未確認関連情報

 高浜虚子のひ孫にあたる『玉藻』副主宰の星野高士氏と面識があるようです。(「偉いってどういうことかね?」

 「日本喘息患者会連絡会」の「加入団体一覧表 〔34都道府県46患者会〕」(平成15年8月6日現在)に、「はとぶえ会(患者会名) 東京 小林長太郎」とあります。

 「広島低肺友の会」の関連団体として「(賛)代々木病院はとぶえ会」の名前があり、そこに「会長 小林 長太郎」とあります。

 「明治42年の全国の自転車生産者」(竹内常善著「形成期のわが国自転車産業」より)に,「小林工場 自転車付属品・パイプ 本所区菊川町 小林長太郎 明治37年2月」というデータが残されています。職工数は8名です。

 新潟県新潟市南区白根に小林長太郎茶舗というお店があります。

 山形県東田川郡庄内町『広報しょうない』(2007.5.20 No.45)に、庄内町西野在住の「小林長太郎」の訃報が掲載されています。2007年4月12日没。享年89歳です。

 高校時代のノートに富士見ロマン文庫の『カリギュラ』についてのコメントを書き散らしていたらしく,富士見ロマン文庫を愛読する思春期を過ごしたとご自分で書いています。『白い獣たち』なども好きだったとか。(Brain in a Blogの「業務連絡、業務連絡。」による)



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